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INTERVIEW 「アリアーナ・リヴォアール 『奇跡のひと マリーとマルグリット』」

(つづき) ――これまで演技体験はなかったと伺っていますが、 なぜ女優としてこの映画に出演したいと思われたのでしょう。 その動機について聞かせてください。 「マリー役のオーディションのため、 アメリス監督が私の学校を訪れたとき、 私は最初、そのオーディションは参加していなかったんです。 けれど、友達と一緒に学校の食…
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INTERVIEW 「アリアーナ・リヴォアール 『奇跡のひと マリーとマルグリット』」

――父の操る荷馬車の隣で 風に頬を撫でられるマリーが、 太陽の温もりを感じようと手を伸ばし、 木の葉に触れる姿に、 彼女の胸中には言葉にならない さまざまな感情が湧いているのが判る 印象的なオープニングシーンでしたが、 眼の見えない、口も利けないマリーの感情を どのようなに表現しようと思ったのでしょう? 「マリ…
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INTERVIEW 「アリアーナ・リヴォアール 『奇跡のひと マリーとマルグリット』」

19世紀末のフランス。 生まれつき目も耳も不自由な少女が、 ひとりの修道女と出逢い、手話を体得し、 豊かな感受性を開花させる。 そんな実話を基にした 『奇跡のひと マリーとマルグリット』で “フランス版ヘレン・ケラー”とも称される マリー・ウルタンを演じた アリアーナ・リヴォアールも聴覚障害者だ。 障害を持つ女…
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INTERVIEW 「シェリル・コーエン・グリーン 『セッションズ』」

6歳のときに罹ったポリオが原因で 首から下の身体が麻痺してしまった、 詩人であり、ジャーナリストのマーク・オブライエン。 1988年、これまでタブー視されていた “身障者の性生活”の取材を通して彼が出逢った女性が、 身障者に性の手ほどきをする “セックス・サロゲート(代理人)”のシェリルだった。 そんなオブライエン…
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INTERVIEW 「ギデンズ・コー 『あの頃、君を追いかけた』」

(つづき) ――先程、“チアイーに最も強い思い入れがあった”と仰いましたが、 それ程までに理想の女性を体現する女優選びは 大変だったのではないですか? 最終的に、どうしてミシェル・チェンに決定したのでしょうか? 「なぜミシェル・チェンでなきゃ いけなかったのかという質問については、 何度も訊かれたのですが、 たと…
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INTERVIEW 「ギデンズ・コー 『あの頃、君を追いかけた』」

――映画は、1994年のチャン・ユーシュンの 死の知らせから始まって、 2005年の米・大リーグでの ワン・チェンミンの大活躍の話題で 締めくくられるというように、 台湾の人ならだれもが知っている その時代時代の印象的な“記号”を 随所に散りばめられていますが、 観る者の心を掴むという点において、 それはどのような…
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INTERVIEW 「レジス・ロワンサル 『タイピスト!』」

(つづき) ――先程、早打ちタイプライター大会は 実際に行われていたと話されましたが、 そういった現実の出来事と フィクションの物語を融合させるというアイディアは、 どこから生まれるのでしょう? 「僕は現実のことはいつも念頭に置いて、とても大切に考えています。 映画とは、現実と虚構を融合させた芸術だと、僕は思います…
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INTERVIEW 「レジス・ロワンサル 『タイピスト!』」

――タイプライターという机一つで成立するテーマを、 映画的な躍動感へと広げてゆく際に、 どのようなについてを留意されましたか? 「『早打ちタイプライター大会』というのは、 本当に存在していたのです。 それは、私が映画で描いたよりも、 もっと驚くべき大会でした。 1920年代にアメリカで始まった大会で、 アメリカの…
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INTERVIEW 「ギデンズ・コー 『あの頃、君を追いかけた』」

優等生の女子高生に 「好きだ」と告白できない劣等生の 10年に及ぶ純愛を綴る 台湾映画『あの頃、君を追いかけた』。 魅かれ合っているのに素直になれない、 もどかしくも普遍的な青春模様の 原作者でもある監督のギデンズ・コーは、 屈託とは無縁なその作風を彷彿させる、 はにかんだ笑顔が印象的な好青年だった。 物語には…
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INTERVIEW 「レジス・ロワンサル 『タイピスト!』」

1950年代末、女性の社会進出が目覚ましい北フランスの町で、 不器用ながらも卓越したタイプライターの技術によって 世界へと飛翔するヒロインの奮闘を、 原色鮮やかな映像美で映し撮った『タイピスト!』。 6月に東京で開催されたフランス映画祭で観客賞を受賞した 監督のレジス・ロワンサルに話を訊いた。 1950年代末のフラン…
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INTERVIEW 「ウェイ・ダーション 『セデック・バレ』」

(つづき) ――その一方で、 信仰を失ったセデック族の人々も描いていますね。 花岡家の一族が雨の中、自決するシーンは、 それまでの激しいアクションとは対照的に静謐であり、 この映画の中で最も美しく哀しいシーンのひとつだと感じました。 「静と動の対比ということは、特に考えませんでした。 結局、この事件がなぜ起きたのか…
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INTERVIEW 「ウェイ・ダーション 『セデック・バレ』」

――日本人にとっては、とても厳しい映画でした。 ともすれば、 “反日的”、“暴力的”と 誤解を招きかねない描写も多々ありましたが、 どのようなことに留意されて 映画作りをされたのですか? 「実は、映画を撮っている最中、 ずっと考えていたことがありました。 それは歴史上の事件、 しかもそこにある種の“恨み”があって…
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INTERVIEW 「ミハル・ボガニム 『故郷よ』」

(つづき) ――では、この映画は生きるために 故郷を離れざるを得ない人々の物語とも言えますね? 「もちろん、ラヴストーリーでもあります。 その代表として、アーニャと二人の男性の関係が挙げられます。 彼女は二つの場所、二つの土地、 つまり生きている場所を離れるかどうかを象徴する人物です。 彼女自身、今現在、直面してい…
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INTERVIEW 「ミハル・ボガニム 『故郷よ』」

――チェルノブイリの原発事故を背景にしながらも、 同時にそこに生きた人々の思い出をめぐる 個人的な愛の物語、鎮魂の映画だとも思えました。 事故当日とそれから10年後の物語は フィクションだと承知していますが、 実際に起きた出来事を描くにあたって、 どのようなことに留意されましたか? 「私にとって印象的だったのは、 …
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INTERVIEW 「ウェイ・ダーション 『セデック・バレ』」

2009年秋、初監督作『海角七号/君想う、国境の南』の 日本公開に際してウェイ・ダーションは、 「次回作は、霧社事件を少数民族の歴史として描く」と意気を語った。 果たして、その『セデック・バレ』は二部作から成る歴史大作だった。 時に私たち日本人の胸に鋭い刃を向ける 衝撃描写を含んだ新作について、率直に話を訊いた。 …
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INTERVIEW 「ミハル・ボガニム 『故郷よ』」

1986年、全世界を震撼させたチェルノブイリの原発事故によって 故郷を追われたウクライナの人々の事故当日と10年後を、 鎮魂のような静謐さで切り取った群像劇『故郷よ』。 「どうしてもチェルノブイリで撮りたかった」と、 初めて立入制限区域での映画撮影を敢行した 監督のミハル・ボガニムに真意を訊ねた。 チェルノブイリ…
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INTERVIEW 「ヤン・ヨンヒ 『かぞくのくに』」

1970年代の“帰国事業”で北朝鮮に移住した 兄の25年ぶりとなる束の間の“帰国”を、 監督ヤン・ヨンヒの実体験を基に描いた『かぞくのくに』。 「無理せず背伸びせず妹リエの視線で」と語る監督は、 今も北朝鮮に暮らす兄一家を案じつつ隠さず本音を吐露する、 まさにリエを彷彿させる「正直」な女性だった。 映画の舞台は97年…
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INTERVIEW 「フィリップ・ファラルドー 『ぼくたちのムッシュ・ラザール』」

(つづき) ――そういう意味でも、 校長はある時からラザールの過去を知りながらも、 タブーに染まっていない彼に 自分ができないことをやってもらおうと期待して、 それを見過ごしにしていたような気もしますが? 「校長がバシールの過去に気付いたのが いつなのかは、映画でははっきり描いていません。 ラストで知っていたと明…
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INTERVIEW 「フィリップ・ファラルドー 『ぼくたちのムッシュ・ラザール』」

――まず、作品のテーマでもある モントリオールの小学校の教育問題と、 主人公バシール・ラザールの移民問題を、 どのようなバランスで描こうと考えられたのか、 その留意点について教えてください。 「実は、何年も前から移民をテーマにした 映画を撮りたいと思っていました。 けれども、そのときに浮かんだアイディアが あまり…
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INTERVIEW 「フィリップ・ファラルドー 『ぼくたちのムッシュ・ラザール』」

女性教師が自殺したモントリオールの小学校で、 アルジェリア人の中年男性が 代用教師に採用された。 監督のフィリップ・ファラルドーは、 その彼バシール・ラザールの素顔を 生徒との交流の日々を通して詳らかにしながら、 人はいかに暴力的な死の哀しみを乗り越えるかを 端正に、時に辛辣に追う。 「現在、モントリオールには …
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INTERVIEW 「ウィル・レイサー 『50/50』」 Part.2

――当初、残っていた病気に対する怒りも、 映画作りの過程の中で 浄化されたというわけですね? 「たしかに、怒りは僕の中から 洗い流すことができました。 僕はこの映画をきっかけに、 数多くの癌からの生存者や 闘病中の患者とも話をし、 それは僕もそうだったけど、誰もが皆から孤立して、 うまく話ができなかったり、 …
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INTERVIEW 「ウィル・レイサー 『50/50』」

――主人公アダムを取り巻く 登場人物を個性的に描くことで、 逆にアダムの魅力が際立つ作劇に感心しましたが、 当初からそのような狙いを 念頭に置いて脚本を執筆したのですか? 「僕はいつも、登場人物たちのキャラクターを 際立たせることで、 ひとつの“宇宙”を作り出したいと念頭に置いて 脚本を執筆しています。 仰ると…
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INTERVIEW 「ウィル・レイサー 『50/50』」

交通事故に遭いたくないから、 赤信号は絶対に渡らないし、車の免許も取らない。 そんな慎重派のアダムが27歳の若さで 生存率50%の癌を宣告された。 「脚本を執筆したとき、 まだ病気に対する怒りが残っていた」と語る ウィル・レイサー(写真右)は、 6年前の彼自身の実体験を基に 『50/50』の脚本を書きあげた。 …
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INTERVIEW 「フー・メイ 『孔子の教え』」 Part.2

――世間では、いわゆる悪女のイメージの強い南子を、 孔子の内面を理解できる 唯一の人物として描こうと考えられたのは、なぜでしょう? 「たしかにそこは、私が想像力を膨らませて描いた部分です(笑)。 やはり私は女性監督だから、 女性に対する尊敬の念は失いたくありません。 論語にも“女子と小人は養いがたし”という孔子の言葉…
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INTERVIEW 「フー・メイ 『孔子の教え』」

――ドラマティックな孔子の波乱の半生を 2時間の映画に収めるにあたって、 映画監督としてどのような留意をされましたか? 「2時間で孔子の人生を描くときに、 孔子のすべての思想に言及することは不可能です。 なので私は、孔子の人生のある部分を描く物語にしようと考えました。 孔子は偉大な思想家であり、 教育者であることに…
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INTERVIEW 「フー・メイ 『孔子の教え』」

中国・春秋時代。 和の教えを説いて群雄割拠の世を放浪した思想家、 孔子の挫折に満ちた波乱の半生を描く『孔子の教え』。 時を超えて今も語り継がれる論語の思想と スペクタクルな戦闘シーンの静と動とを 劇的に対照させた監督のフー・メイは、 「現代の観客が共感でき、 感動できる作品を撮りたかった」と意気を語る。 フー・メ…
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INTERVIEW 「モハメド・アルダラジー 『バビロンの陽光』」 Part.2

――そういった物語を語るうえで、 祖母と孫息子の二人旅というのは、 監督にとって必然なのですか? 祖父と孫娘ではなくて。 「私はこれまでの作品でも 女性と子供を描いていて、 それはこれからも変わらないと思います。 というのも、彼らが社会で 最も脆い存在だと考えるからです。 戦争時においては、もちろん兵士もそうで…
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INTERVIEW 「モハメド・アルダラジー 『バビロンの陽光』」

――砂漠の路肩で笛を振っているアーマッドと、 その傍で座り込んでいる祖母の、 オープニングのサイレントのシーンを見たとき、 この映画には何かあるのではと予感し(笑)、それは正解でした。 「そう言っていただけると嬉しいです。 映画監督としては、作品を言葉で説明するのではなく、 そこから何かを感じて貰えることが歓びですの…
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INTERVIEW 「モハメド・アルダラジー 『バビロンの陽光』」

2003年春、イラクのフセイン政権崩壊から3週間後。 戦場で12年間、行方不明の息子の消息を求めて、 クルド人の祖母が孫とともに旅に出る。 監督のモハメド・アルダラジーは バグダッド生まれの33歳。 06年に初監督作を撮影中、 テロリストに誘拐された過去を持つ彼は、 本作では駐留する米軍兵士に 「映画を中止させたいな…
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INTERVIEW 「ミケランジェロ・フランマルティーノ 『四つのいのち』」 Part.2

(つづき) ――オープニングで山麓の村にたなびく靄が、 ラストで炭焼きの煙だったと判る。 生命の循環はもちろん、 そういった輪舞形式の意図はいかがですか? 「実は、そのオープニングは 編集の時点でひらめきました。 最初から見せようと思っていたわけではなく、 けれど観客に対して すべては繋がってるんだよと 強調…
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