200w REVIEW '20 『盗まれたカラヴァッジョ』

言葉にできない思いが銀幕にあふれる。
ラックはヴァレリアに漏らす。
「この仕事は感情を押し殺す必要がある。でも、きみといると無理だ」。
母娘の“ゴーストライター”も然り、
世紀の犯罪の「キリストの降誕」盗難も口外は許されず、
映画業界と犯罪組織の繋がりもタブーだ。
アンドーの主眼は事件そのものより、
縁薄い父娘の“共犯関係”にある。
「カンパチにしなさい、今が旬だ」の囁きに、
ヴァレリアの記憶が感応したのか。
「あなたの人生を台無しにしそうで」。
ヴァレリアはそう言い訳するアマリアに苦笑の後、頬を叩く。
「映画が誘惑ならあなたは最高だった」。
機転が魅力な父親から解放され、
ヴァレリアはアレッサンドロとの新生面に歩を踏み出す。

Una storia senza nome(The Stolen Caravaggio)
2018年イタリア=フランス映画
配給=サンリス
監督=ロベルト・アンドー
出演=ミカエラ・ラマッツォッティ、レナート・カルペンティエーリ、ラウラ・モランテ、アレッサンドロ・ガスマン













ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

2020年05月27日 14:41
大物映画監督役で胡散臭さを振りまく
スコリモフスキの曲者ぶりは尋常ではない。