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ENTER THE REVIEW

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ENTER THE REVIEW
ブログ紹介
気になったさまざまな事柄についてのREVIEWを記していきます。
<テーマ凡例>
●REVIEW〜独断と偏見による批評・感想&記事の採録。
項目は「映画」「ミュージカル」「宝塚歌劇」など
●200w REVIEW〜観たばかりの映画のコンパクトな時評
●INTERVIEW〜取材記事の採録
●PERSON〜人物紹介記事の採録
●ONE VOICE〜日々雑感
●WORKS〜最近&これまで手がけた仕事内容のご紹介
●MEMOIRE〜想い出に残る過去の出来事あれこれ

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タイトル 日 時
WORKS 「キネマ旬報 2018年1月下旬号 No.1768号」
WORKS 「キネマ旬報 2018年1月下旬号 No.1768号」 ●レポート 第30回東京国際映画祭 ...続きを見る

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2018/01/09 00:19
REVIEW 『希望のかなた』
REVIEW 『希望のかなた』 港に停泊した貨物船に積まれた石炭の中から、闇夜に紛れ、真っ黒な顔でのそっと姿を現わしたシリア難民のカーリドは、「平等な社会だと聞いた」フィンランドで、やがてこう自嘲する。「誰も僕らを見たくない」。それでも当初は、駅員が翻意を促したにも関わらず、自ら警察に出頭し、難民申請をしたのだ。不法難民のまま、闇に身を潜めて生きることを潔しとしなかったからだろう。しかし連日、シリア空爆のニュースが報じられながら、政府は難民保護の必要なしと決定を下し、皮肉にもカーリドは偽の身分証で“堂々と”生きていくことに... ...続きを見る

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2017/12/30 22:08
200w REVIEW '17 『花咲くころ』
街は一瞬即発の空気で覆われ、 パンを買うにも押しあいへしあいの喧嘩腰なら、 失業中の男たちは酒に溺れては、 旧体制を懐かしむ声が上がっても不思議はない。 若者の本音は、流行歌が「人生は束の間だ」と唄う 時代の閉塞感に締め出される。 崩壊寸前の家庭で感情を押し殺すナティアは、 ラドに手渡された拳銃を「格好いい」と憧れつつ、 誘拐されるがままコテと結婚する。 そんな彼女の荒廃は、 苛めっ子のコプラを袋叩きにする不良たちに銃口を向ける エカの正義感とは一線を画する。 箱に仕舞っ... ...続きを見る

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2017/11/30 02:27
200w REVIEW '17 『馬を放つ』
色褪せた映画ポスターを部屋に飾ったままのケンタウロスが 映写技師の仕事を失したのは時流に乗り遅れただけではない、 村を牛耳るイスラム原理主義者の思想弾圧の影響だ。 そんな余所者の不寛容が、 「かつては分かちあい、固い絆で結ばれていた」キルギスの遊牧民の魂を穢し、 “優しい瞳”のままでは世を生きづらくさせる。 結婚しても彼の心は虚ろだ。 子供のゲーム機を覗き込む聖職者は平然と言い放つ。 「人間は無知だ。理解せずに笑う。だから神聖な願いは心に秘める」。 しかし、ケンタウロスにそんな... ...続きを見る

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2017/11/29 22:50
REVIEW '17 『夜明けの祈り』 Part.2
REVIEW '17 『夜明けの祈り』 Part.2 (つづき) 寸暇を惜しんで修道女たちの手当てに勤しむマチルドの胸中に去来するのは、もちろん医師としての使命感もあるだろう。しかし、何より彼女を衝き動かすのは、暴行されたにもかかわらず誰からも顧みられることのない女性への、あまりにも人間性を踏みにじられた過酷な境遇に対する同性としての怒りだ。 ...続きを見る

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2017/11/22 19:02
REVIEW '17 『夜明けの祈り』
REVIEW '17 『夜明けの祈り』 若き修道女は、根雪の残る畦道を歩きながら、路上で戯れる少年たちに尋ねる。「ポーランド人とソ連人以外の医師を知らない?」。その謎めいた言葉が、やがて修道女たちの尊厳を守る最後の望みの綱を手繰り寄せることになる。 ...続きを見る

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2017/11/22 18:46
REVIEW 『はじまりの街』
REVIEW 『はじまりの街』 ローマの街をサッカーのチームメイトと自転車で併走する13歳の少年ヴァレリオの他愛ない会話を長回し撮影で追い続けるオープニングシーン、彼が見慣れた我が家の扉を開けた途端、これまで当たり前に享受していた無邪気な幸福は、瞬時にして瓦解する。 ...続きを見る

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2017/10/27 01:39
REVIEW '17 『婚約者の友人』
REVIEW '17 『婚約者の友人』 「フランス人か?汚らわしい!」 1919年、第一次世界大戦直後のドイツの世情は“敵国”フランスへの憎悪で煮えくり返るかのようだ。古都クヴェードリンブルクの街角で酔っぱらいを介抱したフランス人、アドリアンは親切心も虚しく、彼がフランス人であることが判るや、その男にこう暴言を吐かれ、邪険に腕を振り払われてしまう。 ...続きを見る

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2017/10/13 23:09
200w REVIEW '17 『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』
「肉体は永遠だ」。 ロダンは彫刻家としては大器晩成の天才肌だが、 一男性としては最低だ。 彼は息子の認知を願う内縁の妻ローズを、 「出来の悪い作品だ」と突き放し、 「私ほど才能のある弟子はいない」と誇るカミーユの 「あなたは上昇気運、私は下降線」との嘆きに同情しない。 彼自身、酷評に耐えつつ、「美は作業に宿る」と制作を続けた。 「仕事は頑なだが、私生活では内気」。 “神の贈りもの”と褒め称えるローズさえ“家政婦扱い”なロダンは、 愛を彫刻に捧げた作家の孤高を貫く。 「心で作... ...続きを見る

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2017/10/07 22:53
200w REVIEW '17 『アランフェスの麗しき日々』
作家の“妄想”とはいえ、 いきなり女性に「男との初夜は?」とは不躾だ。 「女は男の弱さを愛するの」。 物語は妄想の産物であり、 女は男の帝国の女王だと持ちあげても、 それはタイプライターとジュークボックスが 流行の先端だった時代の男のエゴイズムだ。 夏のテラス、吹き抜ける風が一組の男女を包み込み、 テーブルの下には愛犬。 女が赤いセーターから青いドレスに“衣替え”し、 秘かな季節のうつろいをほのめかす。 不穏な物音とともに、作家が「文明よ、近づくな」と叫んでも、 私はその... ...続きを見る

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2017/09/29 03:33
REVIEW '17 『あさがくるまえに』
REVIEW '17 『あさがくるまえに』 夜明け前の薄明りの街灯が照らし出すル・アーブルの街中を、おのおの少年たちが自転車で、スケートボードで疾走しつつ、一台のバンに合流し、海へと向かう。若く華奢な肉体を大きな波が包み込むダイナミックなサーフィン映像の一方で、まるで若さを生き急いでいるような彼らの生命の危うさは、その帰途、凍てついた一本道で“波に呑まれる”。 ...続きを見る

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2017/09/28 01:31
200w REVIEW '17 『バリー・シール/アメリカをはめた男』
TWAのパイロット時代から 悪戯心で自動操縦をオフにするバリーにとって、 ICAならぬ CIAの秘密任務はちょっとした冒険と大差なく、 その無邪気さゆえにコロンビアの麻薬密輸にも 罪悪感なく手を染める。毒を喰らわば皿まで。 「アメリカは最高だ」。 しかし彼は、国家戦略のためなら、 人一人の生命など駒にすぎないと自覚していない。 思慮に欠ける軽率さでバリーを困惑させるJBを 切り捨てられないのはルーシーへの惚れた弱みとはいえ、 それが悲劇の始まりとなるのは明白だ。 監督リーマ... ...続きを見る

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2017/09/27 06:27
200w REVIEW '17 『オレの獲物はビンラディン』
“神の啓示”を聞いた愛国者ほど 始末に負えない人間はない。 毎朝、電話の着信音や礼拝の祈りに 衝き動かされるように起床するゲイリーは、 風船を割られた“神の剣”を手にして以来、 大麻の幻覚症状もあり、 いかなる場所でも“一つ眼”に監視され、 瞼に映る神の現身に畏怖する。 「謝るより許しを乞うほうがいい」。 愛より使命の人ゲイリーだが、 “困難に立ち向かう人”リジーの心に自然と寄り添える純真さゆえに、 それに一途でいられるのだろう。 彼はパキスタンでも普段通りの大声とお喋り... ...続きを見る

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2017/09/25 23:47
200w REVIEW '17 『ホリデイ・イン』
1946年を時代背景に『スイング・ホテル』を舞台化とは、 ブロードウェイも回顧志向か。 とはいえ、ふんだんなI. バーリンの名曲と ダンスシーンは単純に楽しい。 ジムの“Be Careful, It's My Heart”は ライラに“裏切られた”リンダへの哀感のこもったラヴソングとなり、 ダンサーとしてのC. ブルーの多彩さを示す "You're Easy to Dance With"は女性アンサンブルとの息もぴったり、 "Let's Say It With Firecrack... ...続きを見る

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2017/09/23 23:57
200w REVIEW '17 『謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス』
聖母マリア兄弟会に属し、 「宗教に関しては保守的」だったボスの「快楽の園」には 「宗教的な罪がすべて描かれている」。 美術史家のみならず歴史家、哲学者、作家、音楽家らの 独創的な“妄想”さながらの議論百出が、この絵の懐深さだ。 観衆の喧々諤々こそが宗教画の本来の目的だからだ。 絵の中の楽譜は“禁断の音色”を奏で、 その物語性を漫画化すれば、 兎の後ろ姿をトトロと評する者もいる。 “観る者を映し出す鏡”とは言い得て妙だ。 それは堕落の園であり楽園であり、悪夢の具現化だと。 X... ...続きを見る

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2017/09/20 01:36
200w REVIEW '17 『ポルト』
男は夢見がちで、女は現実的という常套句が、 思わず脳裏を過る。 採掘場での“一目惚れ”から 「言葉にしなくても互いの気持ちが判る」関係は運命としても、 定職に就かないことを開き直るジェイクは 「仕事もしないで年上の女を口説いているだけ」と 軽んじられても自業自得だ。 マティのアパート前に居座り、 愛を口実に暴力を振るってはストーカーまがいだ。 その後の彼が、たかり屋の酒びたりとはうんざりだ。 もしあの朝、マティが仕事に行かず、ジェイクの眠るベッドに戻ってきたら、 この瞬間は... ...続きを見る

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2017/09/19 23:18
200w REVIEW '17 『プラネタリウム』
「僕は正義を信じている」。 そうローラに断言したコルベンが “中傷”を越えた“憎悪”に呑み込まれる。 「どうして昼に星は見えないの?」とケイトに尋ねられ、 ローラは応える。 「暗闇じゃないと見えないものもあるの」。 それは彼女たちの降霊術も同じだが、 コルベンはそれを映像に収めようと躍起になるあまり、 “夢の女”ともてはやすローラを“ユダヤ人の娼婦”と誤解され、 片腕たる監督の信頼を失っては、不徳の至りだ。 物々しく大仰なわりに空疎な映画は、 「何の希望もなく期待だけ」と... ...続きを見る

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2017/09/18 23:16
200w REVIEW '17 『僕のワンダフル・ライフ』
犬の輪廻転生という東洋的な死生観に頬が緩む。 「お前は頑固だな」。 イーサンはバディに呟くが、 イーサンもまた生来の頑固さゆえにかけがえのない愛を見失った。 彼らは“似たもの”同士だ。 「犬は人間の最良の友」。 飼い主の幸福を望み、落ち込んだときは懸命に励ます。 それを犬の擬人化と切り捨てられない共感を刺激するのは、 犬目線のキャメラの臨場感と“遊び”の躍動感ゆえだ。 納屋からフットボールを引っ張り出して、 イーサンに自分がベイリーだと主張するバディの健気さが愛しい。 健全... ...続きを見る

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2017/09/15 01:54
200w REVIEW '17 『ソニータ』 Part.2
ソニータのMVが米国の大学に認められるには、 多くの支援者の尽力があってこそだろう。 アフガニスタンでのヴィザの取得は綱渡り的で、 テヘランに戻れない危険とも背中合わせだ。 ソニータとの別れを涙で惜しむ姪や家族への未練は断ち難いが、 母を“騙して”まで彼女が自分の人生を掴んだことは、奇跡だ。 同級生たちの多くはいまだ大金と引き換えに嫁ぎ、 夫が同世代だけが慰めの結婚を続けている。 サンフランシスコのステージでようやくベールを脱いたソニータが、 イスラム語のラッパーという物珍しさ... ...続きを見る

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2017/09/14 23:35
200w REVIEW '17 『ソニータ』
ソニータの母もかつて年上の夫に“買われた”にも関わらず、 それを「伝統だから」と娘に強要する。 スクラップブックに貼り付けたセレブの写真に自分の顔写真を重ね、 ラップスターを夢想するソニータは、 “女が歌うのは嗜みがない”イスラム社会で、 男尊女卑のラップを歌いながら、 キャメラの前でベールを脱ぐことは「家族が大騒ぎをする」と躊躇う。 事程左様に慣習とは根深い。 兄の持参金のために、妹が結婚する。 イランの児童保護センターは、 ソニータひとりのために大金は払えないと持参金の肩... ...続きを見る

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2017/09/14 19:51

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