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ENTER THE REVIEW

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ENTER THE REVIEW
ブログ紹介
気になったさまざまな事柄についてのREVIEWを記していきます。
<テーマ凡例>
●REVIEW〜独断と偏見による批評・感想&記事の採録。
項目は「映画」「ミュージカル」「宝塚歌劇」など
●200w REVIEW〜観たばかりの映画のコンパクトな時評
●INTERVIEW〜取材記事の採録
●PERSON〜人物紹介記事の採録
●ONE VOICE〜日々雑感
●WORKS〜最近&これまで手がけた仕事内容のご紹介
●MEMOIRE〜想い出に残る過去の出来事あれこれ

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タイトル 日 時
200w REVIEW '17 『ホリデイ・イン』
1946年を時代背景に『スイング・ホテル』を舞台化とは、 ブロードウェイも回顧志向か。 とはいえ、ふんだんなI. バーリンの名曲と ダンスシーンは単純に楽しい。 ジムの“Be Careful, It's My Heart”は ライラに“裏切られた”リンダへの哀感のこもったラヴソングとなり、 ダンサーとしてのC. ブルーの多彩さを示す "You're Easy to Dance With"は女性アンサンブルとの息もぴったり、 "Let's Say It With Firecrack... ...続きを見る

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2017/09/23 23:57
200w REVIEW '17 『謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス』
聖母マリア兄弟会に属し、 「宗教に関しては保守的」だったボスの「快楽の園」には 「宗教的な罪がすべて描かれている」。 美術史家のみならず歴史家、哲学者、作家、音楽家らの 独創的な“妄想”さながらの議論百出が、この絵の懐深さだ。 観衆の喧々諤々こそが宗教画の本来の目的だからだ。 絵の中の楽譜は“禁断の音色”を奏で、 その物語性を漫画化すれば、 兎の後ろ姿をトトロと評する者もいる。 “観る者を映し出す鏡”とは言い得て妙だ。 それは堕落の園であり楽園であり、悪夢の具現化だと。 X... ...続きを見る

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2017/09/20 01:36
200w REVIEW '17 『ポルト』
男は夢見がちで、女は現実的という常套句が、 思わず脳裏を過る。 採掘場での“一目惚れ”から 「言葉にしなくても互いの気持ちが判る」関係は運命としても、 定職に就かないことを開き直るジェイクは 「仕事もしないで年上の女を口説いているだけ」と 軽んじられても自業自得だ。 マティのアパート前に居座り、 愛を口実に暴力を振るってはストーカーまがいだ。 その後の彼が、たかり屋の酒びたりとはうんざりだ。 もしあの朝、マティが仕事に行かず、ジェイクの眠るベッドに戻ってきたら、 この瞬間は... ...続きを見る

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2017/09/19 23:18
200w REVIEW '17 『プラネタリウム』
「僕は正義を信じている」。 そうローラに断言したコルベンが “中傷”を越えた“憎悪”に呑み込まれる。 「どうして昼に星は見えないの?」とケイトに尋ねられ、 ローラは応える。 「暗闇じゃないと見えないものもあるの」。 それは彼女たちの降霊術も同じだが、 コルベンはそれを映像に収めようと躍起になるあまり、 “夢の女”ともてはやすローラを“ユダヤ人の娼婦”と誤解され、 片腕たる監督の信頼を失っては、不徳の至りだ。 物々しく大仰なわりに空疎な映画は、 「何の希望もなく期待だけ」と... ...続きを見る

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2017/09/18 23:16
200w REVIEW '17 『僕のワンダフル・ライフ』
犬の輪廻転生という東洋的な死生観に頬が緩む。 「お前は頑固だな」。 イーサンはバディに呟くが、 イーサンもまた生来の頑固さゆえにかけがえのない愛を見失った。 彼らは“似たもの”同士だ。 「犬は人間の最良の友」。 飼い主の幸福を望み、落ち込んだときは懸命に励ます。 それを犬の擬人化と切り捨てられない共感を刺激するのは、 犬目線のキャメラの臨場感と“遊び”の躍動感ゆえだ。 納屋からフットボールを引っ張り出して、 イーサンに自分がベイリーだと主張するバディの健気さが愛しい。 健全... ...続きを見る

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2017/09/15 01:54
200w REVIEW '17 『ソニータ』 Part.2
ソニータのMVが米国の大学に認められるには、 多くの支援者の尽力があってこそだろう。 アフガニスタンでのヴィザの取得は綱渡り的で、 テヘランに戻れない危険とも背中合わせだ。 ソニータとの別れを涙で惜しむ姪や家族への未練は断ち難いが、 母を“騙して”まで彼女が自分の人生を掴んだことは、奇跡だ。 同級生たちの多くはいまだ大金と引き換えに嫁ぎ、 夫が同世代だけが慰めの結婚を続けている。 サンフランシスコのステージでようやくベールを脱いたソニータが、 イスラム語のラッパーという物珍しさ... ...続きを見る

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2017/09/14 23:35
200w REVIEW '17 『ソニータ』
ソニータの母もかつて年上の夫に“買われた”にも関わらず、 それを「伝統だから」と娘に強要する。 スクラップブックに貼り付けたセレブの写真に自分の顔写真を重ね、 ラップスターを夢想するソニータは、 “女が歌うのは嗜みがない”イスラム社会で、 男尊女卑のラップを歌いながら、 キャメラの前でベールを脱ぐことは「家族が大騒ぎをする」と躊躇う。 事程左様に慣習とは根深い。 兄の持参金のために、妹が結婚する。 イランの児童保護センターは、 ソニータひとりのために大金は払えないと持参金の肩... ...続きを見る

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2017/09/14 19:51
200w REVIEW '17 『ゴッホ〜最期の手紙〜』
配達されなかった一通の手紙が、 自殺の謎さえ秘めたゴッホの最期の日々を紐解く。 アルマンに問わず語りする人々の証言は、 彼の死の責任を回避するかのように矛盾を孕む。 物静かで、偏執的で、几帳面。 そんなフィンセントとテオの唯一無二の兄弟の絆は、 芸術面でゴッホから“新たな兄”と敬愛を寄せられた ガシェ医師でさえ超えてはならない一線だった。 独学で育んだ才能を妬まれ、 成功とは無縁のまま、わずか数年で“星”になったフィンセント。 ゴッホ的な濃密な原色にモノトーンの回想を交錯させ... ...続きを見る

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2017/09/13 22:35
200w REVIEW '17 『ナインイレヴン 運命を分けた日』
危機に直面して、その人の人間性が露わになる。 「もう孤独は嫌」。 その朝の離婚協議で「家族のために働いてきた」と訴えるジェフリーに、 「もう家族はいない」と聞く耳持たなかったイヴが、 マイケルに彼の“成功”を揶揄されるや、 労働者家庭に生まれ育った夫の苦労を説く。 誰にも後悔はある。 ギャンブル狂のエディは金欠で結婚10周年のハワイ旅行が叶わず、 ティナは愛人に“所有された”人生を取り戻そうとする。 混沌の中、エレヴェータに閉じ込められた彼らはひとつのチームだ。 団結なくして... ...続きを見る

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2017/09/11 22:45
200w REVIEW '17 『静かなふたり』
古書を箱に詰め込んだまま、 客が来なくても構わないとうそぶくジョルジュに、 マヴィを「緑の麦畑」に住み込みで雇う理由などない。 神出鬼没なジョルジュの掴みどころのなさに マヴィの孤独が疼いたにせよ、 年齢差を気にする不器用な彼らのプラトニックな恋の急接近に、 私は唖然と取り残される。 謎の訪問客の昏倒以来、 時を忘れたような古書店に秘められた政治的不穏が露わになり、 空からはカモメが次々と落下し、 反核デモの露店ではフクシマの“放射能ジャガイモ”が並べられる。 「パリは美し... ...続きを見る

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2017/09/10 23:00
REVIEW '17 『オン・ザ・ミルキー・ロード』
REVIEW '17 『オン・ザ・ミルキー・ロード』 豚が屠殺された鮮血が溜まったバスタブでアヒルたちが“水浴び”する。戦場の最前線でも人は食事の準備をする。生きるために。生と死は背中合わせだ。食わねば殺し合うこともできない。 ...続きを見る

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2017/09/08 01:03
REVIEW '17 『ローサは密告された』
REVIEW '17 『ローサは密告された』 仕入れ品の大荷物を抱えたローサと次男カーウィンに容赦なく降り注ぐ夕暮れ時のスコールは、彼らのささやかな日常生活を押し流す非情なる現実の予告のようなものだったのだろうか。 ...続きを見る

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2017/09/07 22:40
REVIEW '17 『50年後のボクたちは』
REVIEW '17 『50年後のボクたちは』 背中に龍が刺繍されたジャンパーを なぜマイクが通販で買い求めたのか、 そしてそれを見たチックがなぜ“クール”と目を留めたのか、 その理由は判らない。 しかしそれは“変人と不良”の高校生の感受性が 一致していたことの何よりの表れだろう。 ...続きを見る

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2017/09/03 21:58
REVIEW 『きっと、いい日が待っている』
REVIEW 『きっと、いい日が待っている』 1960年代後半、コペンハーゲン郊外の男子養護施設に集う、生まれも育ちも異なる少年たちが統制のとれた共同生活を送るには、厳格な規則が必要だったのかもしれない。しかしこの施設の生徒たちは、誰もが牙を抜かれた野良犬のように生気に欠け、少年らしい無邪気な快活さは微塵も感じられない。 ...続きを見る

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2017/08/30 23:11
200w REVIEW '17 『ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ』
男たちからも人生からも毅然と立ち去った印象の アイリーン・グレイの妥協を許さない“美学”が、 互いに敬意を寄せながらル・コルビュジェとの関係に一線を画した。 才能では敵わないル・コルビュジエに アイリーンを通して優位性を誇示したバドヴィッチに 散々、名声を利用され、浮気されても戦後、再会の歓びで抱擁するのは、 20世紀初頭らしい煮え切らない愛憎を超えた 唯一無二の絆がふたりに厳存していたからだろう。 設計に無知だったアイリーンにその基本を伝授したのは、 他ならぬバドヴィッチだ。... ...続きを見る

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2017/08/28 00:56
WORKS 『愛を綴る女』
WORKS 『愛を綴る女』 ●プレスシート執筆 ...続きを見る

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2017/08/27 21:31
200w REVIEW '17 『ジュリーと恋と靴工場』
ジョギングランナーが自転車を漕ぐジュリーの脇を、 彼女が落ち込んでいるときは追い抜き、 有頂天なときは追い抜き返される。 人生に浮沈は付きものだ。 靴職人は手作りの靴に誇りを持っているが、 正社員でもないジュリーが履けるのは、 高価な“ジャック・クチュール”ではなく “シューズパラダイス”の特売品だ。 「私はただ働きたいだけ」。 職人たちのストライキに傍観を決め込むジュリーだが、 会社側のスト破りの企てを盗み聞くや、無視できない気概はある。 自分の夢さえサミーに答えられない... ...続きを見る

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2017/08/26 07:20
REVIEW '17 『天使の入江』
REVIEW '17 『天使の入江』 ドゥミはルーレットに興じるジャンとジャッキーのアップのオーヴァーラップに、“ギャンブル”の高揚感と陶酔を臨場感たっぷりに映し込む。 ...続きを見る

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2017/08/25 17:14
200w REVIEW '17 『スイス・アーミー・マン』
マニーが“息を吹き返した”のは、 彼の口許に溜まった洞窟からの水滴の影響だけではない。 「孤独のまま死にたくない」。 切実なハンクの“相棒”の希求ゆえだ。 スマートフォンに収められたサラの面影がふたりを一心同体にし、 絶望だけの野生の森が彼らの工夫を凝らした楽園となる。 硬直したマニーの無表情が解れ、 ハンクは見過ごしていたささやかな喜びに気づく。 粗暴な父からの誕生日のメッセージメールもそうだ。 木の上から垣間見えた街の夜景は、そんな日々の終焉を意味する。 自死したマニーと... ...続きを見る

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2017/08/22 23:02
200w REVIEW '17 『笑う故郷』 Part.2
「苦しみからしか名作は生まれない」。 普遍的な社会の暗部に言及するのがダニエルの作家性であり、 舞台は故郷の町でも登場人物は架空の存在と彼が主張したところで、 読者がそれを同一視するのは止められない。 「どうして美しい小説を書かないの?」。 聴衆から問われ、ダニエルは言葉に窮する。 「作家生命の問題だ」。 しかし、彼らにとってそれは取るに足らぬ作家のエゴに過ぎず、 ダニエルの「シンプルな文体こそ読者の胸に迫る」の価値観を共有できるのは、 作家志望の若きホテルマンだけだ。 ダニ... ...続きを見る

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2017/08/20 23:31

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