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ENTER THE REVIEW
ブログ紹介
気になったさまざまな事柄についてのREVIEWを記していきます。
<テーマ凡例>
●REVIEW〜独断と偏見による批評・感想&記事の採録。
項目は「映画」「ミュージカル」「宝塚歌劇」など
●200w REVIEW〜観たばかりの映画のコンパクトな時評
●INTERVIEW〜取材記事の採録
●PERSON〜人物紹介記事の採録
●ONE VOICE〜日々雑感
●WORKS〜最近&これまで手がけた仕事内容のご紹介
●MEMOIRE〜想い出に残る過去の出来事あれこれ

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タイトル 日 時
REVIEW 「EUフィルムデーズ 2018」 『鉱夫』
REVIEW 「EUフィルムデーズ 2018」 『鉱夫』 「アリヤ、アリヤ」。少女の呼び声が追想のように闇に閉ざされた坑道の奥深くから響き出ずる。 ...続きを見る

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2018/07/22 03:01
200w REVIEW '18 『ALONE』
「一歩踏み出すんだ。自由になれ」。 地雷を踏んだマイクの左足は、 彼を縛り付ける現実のしがらみだ。 身動きの取れない極限の緊張状態の中、 それらはスピーディなカットバックによって 幻覚のごとくマイクを苛む。 暴力父は叱咤する。 「男になれ」。 マイクにはテロリストの首領らしき男の射殺を、 結婚式の最中だからと躊躇う優しさがあるが、 それは兵士としては致命的だ。 「俺は美しいものを破壊してしまう」。 ジェニーへのマイクの態度は、 母に対する父と変わらない。 地雷で失った... ...続きを見る

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2018/07/21 12:51
200w REVIEW '18 『最初で最後のキス』 Part.2
たしかにアントニオも “高校のはみ出し者3人組”の友情を満喫したはずだ。 ロレンツォとブルーは、 彼には望み得なかった大胆なスリルを体験させてくれた。 「僕にはきみは眩しすぎる」。 ローマに小旅行した後、 ロレンツォの肩に寄りかかるブルーとアントニオの寝顔の 何と穏やかな幸福感。 もし、彼にもう少し理解と包容力があれば、結末は違っていただろう。 暗闇の部屋に浮かぶ、両親の期待を一身に浴びた兄の“亡霊”は、 発達障害を噂されるアントニオのプレッシャーとなって、 父との狩猟の時... ...続きを見る

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2018/07/20 02:00
200w REVIEW '18 『最初で最後のキス』
ロレンツォはブルーに、 連綿と続く「自殺した同性愛者」のサイトを見せ、断言する。 「僕は死なない。目的があるから」。 それが、アントニオだ。 ロレンツォとブルーは、 馴染めない社会に皮肉という武器で闘う似た者同士だ。 「違って良かった」。 そう胸を張るロレンツォの“理想の自分”を、 コトロネーオ監督はカラフルでファッショナブルな ミュージカルシーンに映し撮る。 それまでロレンツォもブルーも、同級生からの差別的な罵声を 見せかけの平然さでやり過ごしてきたのだろう。 しかし、... ...続きを見る

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2018/07/19 21:41
REVIEW 「EUフィルムデーズ 2018」 『キャスティング』
REVIEW 「EUフィルムデーズ 2018」 『キャスティング』 すべての混乱の原因は、監督ヴェラの優柔不断だ。4度目のオーディションに呼び出された女優は「毎日、彼女に振り回されている」と苛立ちを露わにするが、撮影の現場ですべてのカードを切るのは、監督だ。たとえ“振り回され”ようとも、監督の覚えめでたくなければ、キャメラの前に立つことは許されない。即興のように機動的に動く手持ちキャメラの映像が、現場のひりひりとした緊迫感を煽るかのように、不安定に揺れる。 ...続きを見る

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2018/07/15 05:20
200w REVIEW '18 『ピーターラビット』
敵に罠を仕掛け、悪戯で出し抜く。 ピーターもマクレガーも“子供”だ。 感情のまま猪突猛進し、 失敗して自らの過ちに首を絞められる。 ベンジャミンの忠告を無視して自信満々なピーターを 可愛いだけのウサギにしなかったのは現代的で、 彼の“尻拭いが役目”のベンジャミンとのコンビぶりも 典型的なアメリカナイズとはいえ、 人間と「会話するウサギ」の擬人化の安直さにうんざり。 マクレガーの「客を手助けするのが好き」という 生真面目さが生かされないでは、 彼は情緒不安定な社会不適合者だ。... ...続きを見る

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2018/07/14 00:04
200w REVIEW '18 『イカリエXB-1』
宇宙船の2年間が地球の15年という “時間の歪み”に晒されても、 乗組員40人の約半数が女性という、 未来ならぬ半世紀先を往く 当時のチェコのジェンダーレス社会に驚嘆だ。 シックなドレスに着飾った女性乗組員が 男性とフリージャズでダンスする退廃の最中、 突然の“危機”が襲う。 密室の人間関係に精神的に追い詰められる者もいるが、 それは電磁波の影響のみならず、 故郷から遥か彼方の宇宙で地球が消滅するかもとの焦燥だ。 「機械と違って人間には理念と希望がある」。 幾何学的な造形... ...続きを見る

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2018/07/13 02:23
REVIEW 「フランス映画祭2018」 『トマ』『モカ色の車』
REVIEW 「フランス映画祭2018」 『トマ』『モカ色の車』 『トマ』 当たり前の憂鬱な日常が、些細な偶然によって揺らぐ。壊れたコーヒーメーカーから染み出たコーヒーがキッチンペーパーを浸すのは、その予兆のようだ。客の影さえない大型家電店の店員が、同僚にしか言えない不満を吐き出している。誰もが日々、ストレスに苛まれている。 ...続きを見る

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2018/07/11 18:02
200w REVIEW '18 『レディ・バード』
“レディ・バード”は自らの意志で未来を切り拓く。 ダニーがゲイだと知るやキプスを切り落とし、 足早にカイルと初体験を済ます。 マリオンはそんな娘が涙に暮れるときに胸を貸すぐらいで、 彼女の急激な変化についていけず、 取り残された淋しさを辛辣な嫌味で紛らわせる。 「何かを達成したい。けれど夢はない」。 レディ・バードには尼僧も苦笑しつつ認める“表現力”がある。 故郷サクラメントへの彼女の皮肉な観察眼は、 すなわち愛情だ。 母の口煩わしさも然り。 「食欲をそそる料理のせいよ。拒... ...続きを見る

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2018/07/10 20:07
200w REVIEW '18 『ビューティフル・デイ』 Part.2
ジョーの窒息と同様に、 ニーナは胸中でカウントダウンしながら、 身体を売る苦痛への無自覚に身を沈める。 そんな非日常が父との関係性において日常と化していたように、 いつものように男の頬に口を寄せる無表情の彼女を、 ジョーは押し留める。 「何が起きているのか」。 その闇に観る者を巻き込みながら、 彼の名を叫ぶニーナに従うように、ジョーは自ら巨悪の罠に浸る。 「ひどい話だ」。 母を湖に“埋葬”したジョーは、 カウントダウンしながら湖面に息を吐き出し、魂を蘇生させる。 職務に忠... ...続きを見る

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2018/07/08 04:33
200w REVIEW '18 『ビューティフル・デイ』
レフン映画を想起させる、 一切の説明を排したハードボイルドなオープニングに、 ラムジーはジョーの非日常を簡潔に炙り出す一方、 母の介護という白昼との落差に、彼の現実を照射する。 脳裏に甦る、幼少期の父の暴力と戦時下の残虐行為、 そして少女たちの苦悶の表情を追い払うように、 彼は顔にビニール袋を被せ、窒息の感覚に身を任せる。 「俺は何をしているんだ?」。 過激に血生臭いフラッシュバックが、彼の死への強迫観念を強調する。 母を殺めたヒットマンと息絶え絶えに 「愛はかげろうのように... ...続きを見る

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2018/07/07 20:50
REVIEW 「EUフィルムデーズ 2018」 『スワッガー』
REVIEW 「EUフィルムデーズ 2018」 『スワッガー』 クロード・ドビュッシー校に通う移民の子供たちは、白人のフランス人のことを“生粋のフランス人”と呼ぶ。彼らは口々に、“生粋のフランス人”に会ったことがないと語る。 ...続きを見る

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2018/07/05 20:02
REVIEW 「EUフィルムデーズ 2018」『ソラリスの著者』『寄せ集め』
REVIEW 「EUフィルムデーズ 2018」『ソラリスの著者』『寄せ集め』 『ソラリスの著者』(写真) 膨大なアーカイブの断片をモザイクのように繋ぎ止める、そんな気の遠くなるような地道な作業を通して、監督のボリス・ランコシュは、謎と矛盾に満ちたひとりの作家の人生を辿る。ユダヤ人である彼の生涯は、ドイツとソ連に挟まれて紆余曲折を遂げたポーランドの歴史の映し鏡のようだ。 ...続きを見る

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2018/07/03 20:16
REVIEW 『オーケストラ・クラス』
REVIEW 『オーケストラ・クラス』 「まさか君が子供に教えるなんて」。オーケストラの仕事にあぶれ、小学校のヴァイオリン教師となったダウドは、こう旧友にあきれられるが、生徒たちが初めてヴァイオリンを手にするように、ダウドにとっても子供たちに音楽を教えるのは初体験だ。 ...続きを見る

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2018/06/30 18:16
200w REVIEW '18 『ゴーギャン タヒチ、楽園への旅』
取り巻きは“野蛮人”と持ち上げても 所詮、ゴーギャンは“都落ち”だ。 とはいえ、タヒチの森こそ彼の色彩だ。 「絵を描き、周りと調和して生きている。これほどの刺激は初めて」。 彼にとってテフラは“一幅の絵”だが、 その“原始のイヴ”はゴーギャンと出逢い、“文明”に魅かれる。 「家賃のため」港湾労働者になり下がっても、 忌み嫌う観光客向けの商業主義への拒絶は最後の矜持だ。 「不貞が真実だと思うなら私を殴って。そうしないと怒りは収まらない」。 “精霊を起こさぬよう”注意されたゴーギャ... ...続きを見る

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2018/06/29 15:24
200w REVIEW '18 『ワンダー 君は太陽』 Part.2
ミランダは“違う自分”になりたいとヴィアから距離を置くが、 そこで彼女は居場所を見いだせなかった。 しかも、そのせいで弟のように可愛がったオギーが “外に出る瞬間”を見逃したと後悔する。 愛に満ちたオギーの一家と、 それを窓越しに羨望するミランダの孤独。 しかしヴィアも、「自分のことを聞いて欲しい」寂しさを。 4歳の誕生日に弟を願ったからと言い聞かせ、押し黙る。 彼女に新たな世界を切り拓かせるのが、ジャスティンだ。 新しい友は、姉弟がそれまで庇護されていた世界からの旅立ちを予感... ...続きを見る

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2018/06/28 04:03
200w REVIEW '18 『ワンダー 君は太陽』
「目立つんだから、見られて当たり前」。 オギーはこう開き直るが、 彼にとって辛いのはむしろ誰からも声を掛けて貰えず、 無視されることだ。 イザベルは励ます。 「あなたは醜くない。付きあえばそれが判る」。 それを真っ先に実践したのが、ジャックだ。 カンニングという“悪事”が結びつけたとはいえ、 二人は他者への違和感で安堵の意気投合をする。 しかし、ハロウィンの悪戯か、 オギーの外見を仮装が覆い隠したとき、 そうとは知らぬジャックから“裏切り”の陰口を聞く。 「正しいことより... ...続きを見る

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2018/06/28 03:39
REVIEW 「EUフィルムデーズ 2018」『キッツ先生の子供たち』
REVIEW 「EUフィルムデーズ 2018」『キッツ先生の子供たち』 オランダで移民の流入はもはや社会問題では片づけられない、れっきとした現実だ。そして、映画を観るに、移民の受け入れ態勢は充分のようだ。 ...続きを見る

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2018/06/24 22:52
200w REVIEW '18 『オンネリとアンネリのおうち』
大兄弟のオンネリは家に居場所がなく、 アンネリの両親は自分たちに夢中だ。 ならば、二人だけの家を買えばいい。 「正直者にあげます」。 それは、“バラの木夫人”が彼女たちに授ける“魔法”だ。 バラ通りなら、将来の二人を思わせる ノッポティーナとプクティーナ姉妹のように、 魔法に浸り続けられるかもしれない。 おさげを引っ張ったかつてのいじめっ子リキネンが、 そのボーシュを哀しみのモノトーンから救い出すように、 小さな探偵ペテリは未来の警官だ。 ドールハウスさながらの室内や花弁に... ...続きを見る

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2018/06/23 18:05
200w REVIEW '18 『母という名の女』
アブリルの“母性”は動物的だ。 ヨガでシェイプアップに努め、 母であることに執着する彼女は、 孫のカレンを独占し、マテオには妻のように振る舞う。 クララとバレリアも当初は母との再会に懐かしさが甦っても、 途端に息苦しさで縛られ、 ダイエットを“強要”されたクララの生気は、いっそう失われる。 前夫の円満な新家庭を目の当たりにして、 アブリルの暴走のスイッチが入ったのだろう。 マテオといえども、彼女に「母になりたい」と迫られては怖気づく。 そんな母に娘と夫を奪われ、 バレリアが... ...続きを見る

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2018/06/22 20:30

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