200w REVIEW '20 『アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい』

女優に憧れる17歳の家出娘が
サンジェルマン・デュプレでスカウトされ、
一躍スターにとは、出来すぎたシンデレラストーリーながら、
彼女がゴダールの“ピグマリオン”に飽き足らなかったのは、
自立心と好奇心ゆえだ。
「人生と映画が連動していた」。
彼女の強い意志は、『小さな兵隊』『修道女』と相次ぐ上映禁止処分を受け、
「黙ったままではいられなかった」と仏映画界初の女優兼監督、
歌手、そして作家へと、表現者の枠組みを広げてゆく。
同じ“完璧主義者”ゲンズブールとの共闘も刺激的だったろう。
「書くことは言葉で演じ、闘うこと」。
そんな彼女を“ヌーヴェルヴァーグの女神”の範疇のみで語るのは軽率だ。
激動の時代、彼女の挑戦は偏見や性差の境界を超越したからだ。

Anna Karina, souviens-toi
2017年フランス映画
配給=オンリー・ハーツ
監督=デニス・ベリー
ドキュメンタリー映画

◎Part.2







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