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「リベルタンゴ」の音色とともにキャメラが街を疾走する快活な幕開け。 これはブエノスアイレス発のタンゴの帰郷の祝祭だ。 「ドイツのタンゴに抱擁はない」と敬意を表する独カップル、 日本人参加者は出場書類を忘れたと焦る。 リハーサルから自由闊達な亡きホセ・リベルテーラの哀愁の名演奏、 前奏から拍手と熱気を煽る男性歌手の粋。 痛切な女性歌手の歌声はシャンソンの哀愁にも似て、 ラストで映るエッフェル塔を臨むセーヌ河畔でのタンゴも絵になる。 しかし、無名ダンサーと一流ミュージシャンの贅沢な併用は中途半端で、 個性的な世界のダンスをもっと見たかった。 年の差カップルの愛嬌、舞台上できっかけの音楽を待つ老夫婦の愛らしさ! Abrazos, tango en Buenos Aires 2003年アルゼンチン映画 配給=パイオニア映画 監督=ダニエル・リバス ドキュメンタリー映画 |
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